バビットとクセナキスについて。
漏れはバビットを推したヤシでやんす。
「シナファイ」はもはや名曲に落ち着いているので、
食いついてみた。ラフマが好きだというやつにちょっかい
出すのとオナジ。
大分前に音楽雑誌で近藤譲氏へ古今東西の
協奏曲で好きな曲BEST5はとの無謀な質問が企てられたことがあったが
4位が「シナファイ」であった。もうみな承知の曲なのでいいだろう。
それからバビットは時間点という新しいセリー様式を用いた。
グリフィス/石田に譜例で出ている「ポスト・パーティションズ」は全曲
アナリーゼしようとしたけどセリー化されすぎで呆れたため、
全曲の半分でやめた。彼のセリーは完全だ。
日本語版は譜例に誤植があって低音のfがたりない。原書にはちゃんとある。
で「シナファイ」がよいと言うのは当たり前で、みんなにきいて欲しい曲。

バビットのピアノ協奏曲は「ポスト・パーティションズ」の拡大版。
無個性を謳ったセリーがここに至ったというわけ。情念マイナスポイントの
クセナキス対極作品。ちなみに近藤氏も松平氏もバビットを評価していない
のだが、初期の12音主義くずれのものしか知らないとおもわれ。