友好的な間柄ではない、と言われていたブラームスとブルックナーが会食をした。
堅苦しい雰囲気が続いたが、ブラームスが団子とキャベツ添えの薫製が好物だと
言うと、ブルックナーも応えて言った。
「博士殿、薫製と団子、これこそ私たちの話の合う点ですな」
二人は爆笑し、ようやくその晩は和んだものになった。