>>133
DVDは2つ出ているが、いずれも痛し痒し。
レヴァイン・METは、ホフマンが理想的なローエングリンで、オルトルート
を亡きリザネクが演じていることからもオススメしたいところだが、いか
んせん演出がイマイチ。レヴァインの指揮は悪くないが、前奏曲で汗だくに
なっているレヴァインを見るのは萎える。
アバド・ウィーンは、現在でも上演されている演出だが、これも貧乏臭く
才気のかけらもない。演奏はそれに輪をかけて才気がなく、病み上がりの
げっそりした顔のドミンゴがそれに拍車をかけている。ステューダーのエルザ
だけはよし。
LDで出ていたフリードリヒ演出のものがいいが、まだDVD化されていない。
同じくLDでバイロイトのギールケ演出のものは見栄えはいいが、白鳥を見る
と萎えてしまう。

ハンブルグのローエングリンは一度見てみたいと思うが、あれは映像として
観賞に堪えるものではなかろう。ぜひ映像化してほしいのは、現在のバイロイトの
ウォーナー演出のもの。変ってはいるが、実に美しい舞台。エルザはメラニー・
ディーナーが萌え。ベルリンのクプファーも美しいけど、これはビデオ画像
ではだめだろう。