また高域のレンジの狭さは、実は低域にも影響するのだ。音楽のバランス感というのは、低域と高域のバランスで左右されるので、高域を
20KHzでカットした上で低域を20Hzまで伸ばすと、低域のバランスが強すぎて鈍い感じの音になってしまうのだ。そのため実際のCDで
は、低域を50Hzぐらいでカットして、さらに高域をバランス的に持ち上げるチューニングをして歯切れの良い音にしているケースが多い。
そのためよく言われる、CDの低音はわざとらしいとか、ピアノやバイオリンの音が硬いなどと言われる現象が起こるのである。