すぐれた指揮者においては必ずや指揮が肉体表現になっている。
彼等の姿を見ていると漱石の諸作に出てくる滑稽な人物の立ち居振る舞いを
連想してしまう。今までに名前をあげた人達皆、
音楽がちんまりしているので、CDで聞いたほうがキレイに聞こえる。
この本を書き終えたら、ベルリンで昼間ヘレ、
夜カーディナーを聞くという、拷問にも等しいダブルヘッダーをやるつもりだが、
その日はあとバレンボイムしかないという、
ほとんど「音楽都市ベルリン滅亡」の日であるためだ。
その前後ノイエンフェルスを見るために割りきるしかないか