>>198
私はヘレ上級者なのかな、ちょっと自信がないけど、
いちおうスレ常連なのでカキコしてみます。
私自身はヘレの演奏はどれも好きですけれど、
それはヘレをたくさん聴き込むにつれて分かってくる、独特の味わいというか、
香気というか、ひらったくいえば「個性」ですね、
それがたまたま私の好みに合うから。
しかし、より客観的で冷静な、突き放した批評家的立場からすれば、
ヘレであればどの演奏でも、音楽的にも技術的にも最高!というわけでは
決してないと思います。
ファンとしては残念な現実ですが、まあ、ヘレも人間ですからね。

ヴァイルについては、199さんのおっしゃっていることに付け加えるなら、
歌詞に対する指揮者の共感、つまり死者たちに対する深い哀悼の感情が、
きちんと表現されている演奏だと思います。私は大好きです。
ただ、たしかに技術的には微妙に不安定かもしれませんね。

技術面に限定していえば、1990年代の半ば以降は非常に安定していますが、
それ以前は、出来不出来の差が多少あるような印象を、個人的には受けています。