作曲家、音楽家として、YOSHIKIがのぼりつめた精神的高みとは、だいたい以下の小説が獲得し
たそれとほぼ同等であろう。

「津崎さんに堂島さん、ひとつ三人がかりといこうじゃねえか」
「そいつはおもしれえ」
 あいづちを打つと、津崎と堂島も服を脱いで、見事な刺青の背中を見せた。二人の竜と仁王の
刺青はすごみがあった。
「い、いやあ……」
 夏子が悲鳴をあげた。
 三人がかりで犯される。別荘で男たちに前と後ろから同時に犯された悪夢が甦った。身体中が
バラバラになるかと思った衝撃を、思いだすだけでもふるえがきた。
「さ、三人がかりなんて、やめて!……あんまりだわ」
 そう言った夏子は、男たちがニヤニヤ笑って寄ってくると、「ひっ」と息を呑んだ。恐ろしい
までにたくましくそそり立った肉塊が、女体に加えられる拷問の焼け火箸のように見えた。
「俺にはどこを犯らせてくれるんだ、奥さん」
「オマ×コか? それともその可愛い口か? フフフ、尻の穴でもいいぜ」
「どこに入れて欲しいか、奥さんが決めるんだ」
 男たちは裸の前を隠そうともせず、誇らしげにブラブラさせて、夏子に迫った。
「いや、いや、夏子はもう観念しています。でも三人がかりなんていやっ。そんなことできない」

 夏子は美貌をひきつらせて、金にすがるように哀願した。金は津崎と堂島の前もあって、すご
んでみせ、夏子の頬を張った。
「さっさと決めねえか、夏子」
「いやっ、三人がかりはいや、いやよ!」
「やかましい! 女はオマ×コと口、それに尻の穴と男を受け入れる穴が三つあるんだ」
「か、かんにんして、それだけはかんにんして……むごすぎるわ。一人ずつにして」
 声高くすすりあげて泣きだした。
 それを見て、堂島がニヤニヤと舌なめずりをしながら身を乗りだしてきた。
「俺にまかせろや。こういう聞きわけのない女を、素直にさせるにはな……」
 堂島は脱ぎ捨てたズボンから、ワニ革のベルトを抜いた。