>>144
フレイレは、アルヘリッチとのデュオのみで知っており、ソロ演奏を聴くのは初めて
だが、情熱的なショパンを聴かせてくれた。ソナタ第3番は特に終楽章が秀逸で、
燃えに燃えた名演。練習曲はペライアの冷静な演奏とは一味違った好演で、ひとつ
ひとつの響きを大切にした、シリアスな仕上がりで、聴いていて引き込まれ、かつ
燃える仕上がりである。私は、実はショパンのピアノ曲はさほど好きではないのだが、
このようなタイプの演奏は大歓迎である。フレイレのソロで、ラテン的な作品も
聴いてみたいものだ。