人間の書いた音楽なんて、「思いを伝えたい」「感動させたい」
という作為が耳に付いて醜い。所詮は押し付けがましい作りものなのさ。
真に美しい音楽とは何か。
僕は沈思黙考する。耳に入ってくるのは、吹き抜ける春の風、
川のせせらぎ、路地で盛る猫の声…。ああ、何て美しいんだろう。
それら大自然の営みこそが最高に美しい旋律なんだ。
これさえあれば、もうバッハもドビュッシーもいらない。
そう思わないかね、諸君。