ルーブル美術館入り口のガラス張りピラミッドは、
地下エントランスに光を取り込むために計算され
尽くした設計になっているようで、偶然にもその
角度はギザのピラミッドと一致したそうです。
やはり古代の知恵ってすごいものがありますよね。

こういうことに思いを馳せると、音楽と造形芸術の
共通の基盤になっているのは黄金分割なのでは
ないか、という気がしてきます。こうした比率の規範を
「カノン」と呼びますが、この用語自体、キリスト教関係
やタイポグラフィーでも用いられます。音楽でもあります
よね。私自身は、音楽における「カノン」の意味は存じ
上げませんが。

比率の規範という観点で、古今、キャンバスの形状や
大きさには様々なものがありますが(ラファエロの聖母
子像やアングルのトルコ風呂などは円形ですよね)、
現在は特殊な場合を除いて三つの形がスタンダードに
なっています。F(人物画用)、P(風景画用)、M(海景画
用)の三つで、左から順に横(縦)長になっていきます。