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0354名無しの笛の踊り
02/06/07 00:06ID:???与えたと思います。心よりお詫びします。
私から仕切り直しというのも、厚かましい次第ですが。話題を一つ振らせていただき
ます。かなり有名と思われるのに、何故か話題に上らなかったショパンとドラクロワの
友情についてです。
みなさんもご存じだと思いますが、ドラクロワはあまり個人的なポートレートを残して
いませんが、そうした中にもショパンとジョルジュ・サンドの大変素晴らしい作品が
残っています。ショパンは現在ルーヴルに、サンドはコペンハーゲンに残されています。
今では別々に展示されているこれらの絵、元々は一つの絵だったそうですが(そのこと
を示すデッサンがルーヴルに残されています)、ドラクロワの死後切断されました。
未だに証拠が挙がっていないようですが、一説によると遺産分割のため、あるいは、
ショパンを嫌っていたサンドの息子が切断した、などの話がまことしやかになされている
ようです。
12歳も年が離れていたにもかかわらず、ショパンとドラクロワは強い友情で結ばれ、
お互いを尊敬しあっていたそうです。ドラクロワのパリのアトリエには、わざわざ、ピアノが
用意され、ドラクロワはショパンが奏でる演奏を聴きながら絵を描き、その思い出を
日記に残したそうです。ロマン派という括り以外に共通点がなさそうな、この二人、
「天才は天才を知る」という以上に、お互い神経質で鋭敏な感受性を持ち合わせて
いたところなど、大い理解し合える素地があったのでしょう。
私が思うに、この二人は戦争の暴力に心を痛ませ、はげしく作品の中で告発する
という点でも、共通したところがあるのではないでしょうか。私がここで想定している
のは、「キオス島の虐殺」と「革命エチュード」のことです。「革命エチュード」については
作曲の動機が祖国ポーランドの反乱であると聞いたことがありますが、寡聞にして
私は確実なことを知りません。ただ、壮絶な怒りないし激情によって作曲されたことは
間違いないでしょう。
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