手塚治虫はストーリーマンガというジャンルの開拓者
およびそこでの表現の開拓者としては
すっっっっっっっごおおおおおおい。 けどね。
全シーン、全作品を褒め称える気にはならんよ。

とくにリアル政治、歴史が絡んだプロパガンダ臭いところは
全然買わない。いきなりぺらぺらな感じの画になってしまう・・・
火の鳥なんかも活字をたくさん読む人から見たら
言われているほどの超名作か?という感じではなかろうか。

 このマンガも、いまさらどうかね、と思う
人間様万歳思想 ぺらぺらの階級対立の構図が く さ い。
(つ〜か その臭さを克服できるだけの
  画やネームがもうあまりかけなかったんだなこりゃ。
 「1」のシーンはその中では飛び抜けてできがいい。)

それにモーツアルトもハイドンも俗物扱いでむかっときたねおりゃ。

まあ カタツムリをむさぼり喰らう肉食性、飛ぶ羽が退化した
オサムシを愛好しペンネームまでにする彼は
実はエログロフリークス白痴性倒錯変態性を嬉々として書く男だったりする。
まあそうした作品にステキなものが実は多かったりする。
きりひと讃歌とかな。 ああいうのはとても好きだな。
ぞくぞくするね。

あと、やっぱりアトムとかなあ・・・正直、初期の作品は
画が踊り、ミュージカルをやってるような感じがあるよなあ。
感情もみずみずしい・・・危ないことやってても
全てゆるされてしまうような表現の流れはたまらん!
子供に向けて書く、と言うことがかえって表現の密度を増してるのかな