フェラス
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0001しんや
02/04/17 01:22ID:osgzFLRYこんどの来日演奏は、4月9日のリサイタル(東京)にはじまって、4月21日のコンチェルト(京都)まで、短い滞在期間にもかかわらず、放送、レコーディング
をもまじえて、かなり多彩なものでした。演奏については、日によって出来ばえにムラがあったり、おたがいがはじめてペアをくむという、練習期日があまり取
れなかったフェラスと岩崎淑のデュオが、ソナタの表現において、ときとして、フェラスの強引なまでの自己主張によってバランスを崩しがちのこともないでは
なく、いづれの演奏会でも、アンコールの小品が、抜群のうまみとして絶賛をはくしたことがつよく印象にのこってます。
そこで、はからずも、C.フェラス/岩崎淑のコンビの記念として、日本録音のこのレコードの出現を知り、いちはやくテープでそれを聴き、まったくリラッ
クスした演奏ぶりのフェラスの小品が、やはり、水際立った妙技と個性、それに、この人だけの持っている独特の叙情味のかった音の美しさによって、ずいぶん
と聴き手をたのしませるであろうことを予感させられました。なかには、ほんとに初歩の人が弾くような曲もあるのですが、そういったものが、じつに鮮やかに
しあげられていて、さすがと感心したり、ヴァイオリンという楽器は、ここまで美しく、その音色を磨きあげてこそ、弦の伝統と言える「歌う楽器」の本質がう
かがえるのだ、などと考えさせられたりしたものです。
さあ、フェラスについて語りましょう
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