でんちゃんはツァラトゥストラであるとは言い古された言葉だ。
        
だがしかし、彼が、あらゆるルサンチマンの彼方で
音楽そのものであるかのように、言葉を奏でたことに
真の意味で気づいていた人たちは、決して多くはない。
    
彼の言葉の価値は、その語っていた内容にあるのではない。
その身振り、その息遣い、それらが、まさに彼の言葉の
実質であったのだ。   
それらは、真の意味でツァラトゥストラを理解したものだけが
理解できることだ。