許光俊は新刊書の中でつぎのように述べている。
「CDしか知らない人がCDに耳を凝らしてあれこれ言うのはそれでよい。
聴いて満足するなら私がどうこう言う問題ではない。
そもそもCDしか知らない人にこれ(ヴァントのザ・グレイト)が
どう聞こえるかが私にはわからない。」
ナマを聴いた耳と、そうでない耳とは違うそうである。
もし本当にそうなら、その許氏が、ナマを聞いたはずがない演奏家、
セル(チャイ5、ブル8)、トスカニーニ(ブラ1)などを推薦盤に
挙げていることをどう考えればいいのだろう。