マタイ受難曲は、「憐れみ給え」のアリアが注目されていますが
私はむしろ、第2部のテノールのアリア「耐え忍ぼう!」の情念の描写や
最後のアリアであるバスによる「私の心よ、己を清めよ」の開放感が好みです。

構築美が主体のロ短調ミサと、受難ドラマ&情景描写のマタイ、ヨハネは
それぞれ別のベクトルであり、どちらがどうとは決めがたいです。