キーシンは技巧的には完璧だけど、vision というか、philosophyがない。
最も大切な中身が空っぽだから、ショパンなんかを弾くと、演奏効果ばっかり
追い求めて支離滅裂になるのです。(リストなんかを弾いていてくれるなら
問題ないのですが)
あなた方にアシュケナージはわかりませんよ。常に音楽的で、かつ中庸を心がけ、
奇をてらったことを決してしない彼の音楽は、”表面的には”とても地味です。
”指がめちゃくちゃ早く動くのを見て、胸がすかーっとする。”とは、違う世界
の話です。ただ、14,5歳の時の彼の演奏は素晴らしかったとゆうのには、
同意します。