>>12
(前略)「アムステルダム・デュオ」からの依頼で書いた二つの性格舞曲≠ェあるが、
これはヴァイオリンとピアノのための曲である。
「アムステルダム・デュオ」というのは古典から現代まで幅広いレパートリーで演奏して
いるヴァイオリンとピアノから成っている団体で、ヴァイオリニストはアリス・ヘクシュ
(Alice Heksch)といい、又ピアニストはナプ・ド・クリン(Nap de
 Klijn)である。この曲は3楽章より成り、第一楽章(第一性格舞曲)、第ニ楽章
(間奏曲)、第三楽章(第ニ性格舞曲)で、第二楽章はヴァイオリンのソロのみという風
変わりな12,3分の小品である。作者はここでヴァイオリンの技巧上の新しい工夫をい
くつか試みている。(後略)

以上は「音楽芸術」55年10月号から