許光俊「邪悪な文学誌」青弓社 1997

1965年生・都立大独文助手。きらびやかな才気に満ちた異端文学案内・論。
危なっかしい・青臭いレトリックが目につきささり、あ・ちょっとヤバイかなと
思ったけど、どーして・どーしてなかなかの文章。

独文の暗い森の奥の怪しい気配を楽しんでいる青年がいる。このくらいキザな
スタイルで書いても読めてしまうのは恐るべき才能とゆー他はないか。諸君・
脱糞したまえ。天才風だ。

夢野久作・ハインツ・エバース・マゾホ等の論・というかエッセイ。「マゾヒズムは
三角形として生まれたのではない。三角形になったのである。これは以下の展開
のために、最初に明記されるべき事項である。」おお・かっこいい!ぱちぱち。