15年前、オーストリアに留学してた。
俺が乗ってた電車のコンパートメントに、なんと、
鮫島有美子様が乗ってきた。
なんでも、有美子様が乗ってた電車に飛び込みがあったとかで、
次の電車に振替になったそうだ。
美しい。

他に日本人はいない。

チャンスかも。

そう思った瞬間。

「アナタハオンガクヲベンキョウシテマスカ。」
と俺に語りかける外国人あり。

そう、ヘルムート・ドイチュ。有美子様の旦那。

でも、まだ奴は日本語が下手なころで、ザルツブルクからミュンヘンの間2時間は、
ほとんど彼女と二人で話してた。

夢のような、ほんとのお話し。
いまでもネタにできるほど、美しかった。