精神科医です。
カキコを見る限り、1さんは本物のうつ病ではなくて、病名を付けるとなると、
気分変調性障害という、言わば「落ち込み」がだらだら続いてる状態かと思います。
この場合、本物のうつ病に比べると、抗うつ剤の有効性は若干低いので、
音楽好きであれば音楽療法は試みる価値はあるでしょう。

うつ状態では、抑うつ・悲哀感の他、焦燥感と億劫感があるため、聴くべき音楽は
いわゆるヒーリング系のものだと、焦燥感を和らげる効果はあるかもしれませんが
意欲を高める効果は乏しいので、うつ状態の改善は期待できません。
リラックスさせると同時に、気分を賦活する効果のある作品が望ましいでしょう。

そこで、お勧め。
 アルフレッド・デラーの歌。 
  ダウランド、パーセルもいいですが、イギリス・フォークソングスが極めつけ。
 シューベルトのピアノ曲
  とりわけ、即興曲Op.90-3,4、ピアノソナタ20番、21番の2楽章。内田光子で。
 ヤナーチェクのピアノ曲
  草陰の小径にて。フィルクスニーかシフの演奏で。
 モンポウのピアノ曲
  内なる印象。自作自演かラローチャで。

これらはうつ状態でも負担がかからず、聴いているうちに心が動かされ、
必ずや生きる希望が生まれてくるものと思います。

前の方で出てたフェルドマンは、静かで美しい音楽ですが、妙に不安感を
あおる所があり、やめておいた方がいいでしょう。
ペッタションは、ある程度気持ちのエネルギーがないとだめですね。
怒りを静めるのにはいいかもしれません。
ベートーヴェン、ワーグナー、マーラーなど押し付けがましい音楽は禁忌です。