あと3番のピアノコンでは、おすすめではないけれど、ワイセンベルク独奏
バーンスタイン指揮フランス国立というのもあります。プレリュードで見せた
豪快さを、バーンスタインの叙情性に封じ込まれてしまってぶきっちょな面だけが
聞こえてしまうのが残念です。ワイセンベルクは、叙情的に表現しようとすると、
何かぎくしゃくして聞こえるのですね。
 そのような呪縛から解放されたピアノソナタ集は、純粋にテクニックと響きを
楽しめていいと思います。改訂版の善し悪しはこの場合除きます。