西本智美さんロシアでオーケストラ創設へ
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0582名無しさん
NGNG一流オケ団員のアルバイトで成り立っていることは周知のことだが、うしろ
めたさもあって表だってはだれも積極的には認めたがらない。「好ましいこ
とではないが、禁止はできない」と、ある名門楽団の事務局長は話した。
モスクワの魅力は、ブランドとしてのロシア音楽、演奏家の水準、そして
「安さ」だ。モスクワで1月10日に開かれた日本人指揮者による「ミレニ
ウム」の演奏会に雇われたプレーヤーの一人は、別の有名楽団の専属。著名
なモスクワ音楽院で実技を指導する教師でもある。だが、「ひと晩の日当は
15ドル(約2000円)。ロシアの現実です」と打ち明ける。寄せ集めオ
ケの海外公演に加わったことのある別のプレーヤーは、1日10ドル、演奏
会の日は30ドルだったという。業界関係者によると、由緒あるモスクワ音
楽院の大ホールを借りても、楽団員の日当や楽器、楽譜のレンタル代などを
含め、1回の演奏会をやるのに「1万ドルあればおつりがくる」という。
オケ・ビジネスを成り立たせているもう一つの背景には、ロシアの楽団名の
混乱がある。ソ連時代から「国立交響楽団」といったそっけない名称が多く、
ロシア人にとってもまぎらわしいため、首席指揮者の名前で呼び分けるのが
慣例だった。加えて、海外公演が増え、外国の興行主が海外用に別称を使わ
せるケースも続出した。歴史のある楽団でも、「国立」「ロシア」「モスク
ワ」「フィルハーモニー」「管弦楽団」などの名前が入り乱れ、外国人には
“にわか仕立て”のビジネス・オケとの見分けがつきにくい。「外国のファ
ンには申しわけないが、実際に演奏会に行き、録音を聴けば、本物か偽物か
は、わかってもらえる」と、本家BSOのシャラショフ氏は話すのだが……。
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