>>946 なるほどね。
たとえばチャイコの「憂鬱なセレナーデ」を
クレーメルと聴き比べてみても、旋律などに心を込めているのはみどりなんだ。
でもクレーメルはテンポのメリハリをつけていて、曲により多彩な
表情を出そうとしているのがわかる。「ワルツ・スケルツォ」という軽快な
曲でも、たとえばパールマンがするように弾き崩してショーピース的な
軽妙さをみどりは出そうとはしない。いい意味でもわるい意味でも、
「心が綺麗なひとの演奏」って印象なんだよ。

みどりは情感は出すけども、「心を込める」って感じだね。ただ曲の感情って
いろんな要素があるでしょ。その感情表現の方法という観点で、例えば
もっとふざけたり、官能性を出したり、シニカルさを出したりとかという
語り口の拡がりが必要ではって感じるときもある。その分、「真摯」「品位がある」
といわれるのだろうけど。むろんそれも様式美と言われればそれまでだけど。

オケでもアンサンブルをあまり意識させる演奏って、単調なことが多いでしょ?
んなこといっても通じんかな?