>>320,868
「理論的には、どのような音をあらわすにも、正弦波の総和を使うこと
ができる。」と>>320を始め、何人かが言っている。
 もし、実際の楽音がそうであるように、ある音の持続時間が有限である
ならば、フーリエ積分(全ての倍音を音波に集約する関数)を使ってその
音を表すためには、無限の数の異なった倍音を使わなければならない。
 しかし、現実の音を無限の過去から無限の未来まで続く真の正弦波の総
和として表そうとすることは、数学上の欺瞞(ぎまん)である。
 楽器の出す周期的な音を考察して見よう。倍音の関係にある正弦波を総
和しても、楽器の音を正確には表現できない。
 なぜならば、音というものは、始まり、しばらく続き、そいて消えてい
くものだからである。
  (ヴァイオリンの音のその状態については>>859参照してください)