フリッチャイは昔、「新世界」をLPで聴いてファンになりました。そして、最近CD化されたものも買い、
「悲愴」も買いました。「新世界」テンポ設定が絶妙だと思います。そして、ベルリン・フィルのサウンドが
引き締まっていていいと思います。今度のCD化では、高音が強調され、金管が少しキンキンしているかな。

「悲愴」もなかなかのツボを押さえた好演だと思いますが、「新世界」の方が上だと思います。
確かに今時2,500円は高い。古い録音なのに。レコ芸別冊の「名曲名盤300NEW」で1位になったことと、
最新マスタリングに自信があるからでしょうが、確かに1959年の演奏とは思えないほど鮮明に聞こえます。
ただ、これも高音を強調しすぎで、金管がやたらと金属的で不自然。それほど熱狂しているわけでもないのに
楽器の芯の音よりも金属的響きが強調されてしまっています。デジタル・リマスタリングにやや難ありですね。

フリッチャイの他の録音でバルトークやコダーイもあるようなので、そのうち聴いてみたいと思います。