シューベルトの長大交響曲は個人的にはあまり聴きたい曲とは思えない
けれど、セルのスレでSony Classicalをヨイショする記事が出ていたの
でコメントさせてください。

>ソニーさんもこのCDは採算度外視で無理やり出したと聞きました。

日本公演のライヴ録音だそうだけれど、録音機材を持ち込んで忠実な音を
記録することには相当なコストがかかるのは理解できる。しかし当時の
音源をCD化することに「採算度外視」を云々するほどのコストがかかる
ものなのでしょうか。ましてSONYは放送局向けの映像・オーディオ機器
を手がけているメーカーですから、DutttonやNaxosのようなマイナーレーベ
ルが機器に投資しなければならない事情とは異なっています。
今回の9番もケンペの遺族のエージェントが再発盤著作権の競争入札をして
落札したのが Scribendum ではなく、Sonyだったというところなのではない
でしょうか。遺族にしてみれば、EMI音源のベト全が廉価盤としてよく
売れているのに著作権料がたいして入ってこないことに懲りて、高く売り
つけようということなのでしょう。Scribendum3枚組のブラ全やSommの
2枚組ブル8の価格(前者3780円、後者2711円)を考えると、今回の
9番をSonyが1900円で出していることにそれほど感謝するに値しないの
ではないかな。メジャー・レーベルなりに販促に積極的でケンペの演奏を
普及させてくれる点では感謝に値するのかもしれないけれど、個人的には
ケンペはマイナーのままでよいから、廉価に誰にでも手にできる方が
好ましいとすら思えます。Scribendumはまだしもブル4・5を1000円以下で
出している点で良心的とさえ思えます。