でんちゃんの最高水準音楽講座Vol.2
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0098名無しの笛の踊り
NGNGよっしゃ講義始めるで。今回はシェーンベルクや。
「月に憑かれたピエロ」を最初に聴くと、不気味や思うわな。正しいんや。
この曲不気味や。不気味な曲やから不気味に聴いたらええねん。
ワシの聴き方は夜遅く、部屋の電気消して、
アイリッシュ(ワシ好きやねん)のオンザロック飲みながら聴くんや。
はたから見てたら、悪魔の儀式か思うやろな。ヴァイオリンがキーエエー
ちゅうたか思たらオバハンが金切り声上げよる。
かと思うとピアノがバーン。フルートがかすかに漂う。
嫁はんや娘なんか気味悪がって近づきよらへん。そんでええんや。
ただ、この曲は声、ピアノ、フルート(ピッコロ)、クラリネット(バスクラ)、
ヴァイオリン(ヴィオラ)、チェロちゅう編成やけど、
てんでバラバラに音鳴らしとるんちゃうか思う時もある。けど絡みおうてんねんな。
絵の具で赤と青混ぜたらドス黒なるわな。完全に混ぜ合わす途中、赤、青、黒っぽい色、
ほんでそれぞれのグラデーション。こういうのが渾然一体となった抽象画なんやな。
30分前後の曲やけど、聴き終えたら、バッハの無伴奏チェロ組曲第4番聴いてみ。
西洋音楽っちゅう水脈を見る気分になるで。確かにシェーンベルクは改革者やったけど、
前向いてたんやない。後ろ向いて新しいこと考えたんやな。ピアノ協奏曲聴いたら分かるわな
(いろんな技法については触れへんけど、CDの解説やら本にいっぱい出てるさかいな)。
ほなな。ちゅうわけで、次回は専門科目の1回目として再びバッハを取り上げる。
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