やはり,ヴァントはヴァント

初めのシューベルトの方は,おっ,ワルターの演奏に似ていて中々いいいじゃあないか。
ヴァントもいい演奏をするようになったのだなあと思いました(拍手も曲が終わってから
2秒間位,間があってからでしたし)。

 肝心のブルックナーですが,同じベルリンpo. の交響曲第4番のCDがひどく評判がいい
ので期待していたのですが,第1楽章の最初 2/3は崇高さが足りなく,シューリヒトの録音
と比較してあまりの落差に録画するのをやめようかと思ったほどでしたが,最後の方になり
急によくなりました。しかしながら,第2楽章は第1楽章ほどではないですが,かなり元の調子に戻ってしまったという感じです。第3楽章はまあまあといったところでしょうか。それでも,やはり,シューリヒトに比べれば崇高さに欠けることは間違いないですね。

 ということで,やはり「ヴァントは歳とってもヴァントだった」という感じで,やはり,期待した私
が悪かったということでした。もっとも,終わった後はすぐに帰っている人がかなりの数に
のぼることが映されていましたが,残った人のかなりはスタンディング・オペレーションを
していました。まあ,頑固に座っている人もいましたが。もっとも,拍手している人はその演奏
より老齢の指揮者(歩くのもやっとという感じでしたし)が指揮をし終えたということに拍手を
していたように見えましたが。