アバドは、時折とてもスマートでスピード感あるクレッシェンドを聴かせる。
例えば、ブルックナーの「ロマンティック」の第3楽章や、
ドビュッシーの夜想曲の祭 etc・・・。
(一番頻繁に現れるのは、やはりロッシーニかもしれないが
 といってロッシーニならいつ何時でもそうだというわけでもない)
前振りの指揮と、ある種独特のリズム感によるものと思うが、
他の指揮者では絶対に聴けない個性であることは確か。
好みは分かれるかもしれないが、個人的には魅力のひとつです。
(アバドの全ての演奏がそうだというわけではありません。念のため。)