アバド2
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0825名無しの笛の踊り
02/07/07 13:59ID:???いっぱいのベタ塗りの艶、低音域の効果満点の分厚さ等々で、明らかにカラヤンは
自己の美的感覚を何よりも優先していたと感じている人は多いはずであり、
同じグラモフォン録音でもアバドとカラヤンではあきれるくらいに音がちがうのは
当然である。こうした音の方向性の違いは、優劣ではなく音楽性の違いだと誰でも
すぐにわかりそうなものだが、今でも昔のカラヤンの音こそが最高だと盲目的に
信じる人にとっては、近頃の音楽評論家のCD評など、ずいぶんおざなりなものと
感じられるらしい。本当は、演奏を評価するとき、それがどういう特徴を持ち、
どういう方向を指向するのかで、物を言うべきだと私個人などは思っているが、
カラヤンヲタクの耳にはカラヤン的美しさというのが絶対基準となっているので、
今の「より柔軟なスタイルのすばらしいアンサンブル」などという言葉でBPOの
演奏が論じられるのが許せないらしい。己の価値観こそが絶対という傲慢さは、
哀れなものである。
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