>>463

「贅肉を削ぎ落とした」というか、やはり単なる楽譜の解説でしかないように思える。
部分部分をとってみれば素晴らしい部分もあるし、楽譜で何やっているかよくわかる。
それはそれで立派なことだ。ただ、それが「音楽」か、といわれると、私は否といい
たいね。まったく有機的つながりにかけ、部分部分の正確さ、楽譜の部分部分での忠
実な再現以上のものでなく、そこに何を読みこんでいるのか、まったく見えない。そ
れが音を隅々まで響かせるという驚異的なわざを示しながらも、まったく感動に薄い
演奏になっているのだと思う。BPOという楽器だからなおさらそうだ。これがイタリア
のオケやらウィーンフィルならそこそこいいかげんというか、自分達の音楽をやるん
だろうけどね。ルツェルンのオケなんて、名手を集めているだけに全く期待できない。
彼には音楽に対する「共感」があるとは到底思えない。そこに作品(楽譜)があるから
演奏しているだけだ、といわんばかりだね。これがいいという人は、「音楽」ではなく
「楽譜解説」を聴いて喜んでいるエセ音楽学者ではないかとまで思うんだけど。