イマイチだった3番と比べると、昨年の本拠地でのライヴのせいか、演奏ははるかに
充実している。マーラーの中で一番わけのわからん7番を、アバドは楽しむかのよう
に表現しており、この曲の陰影と、影と光のせめぎあい、など様々な要素を詰め込んで
見事に表現している。特に第2,4楽章の2つの夜の音楽の影の世界の描写の確かさと
フィナーレでのBPOの表現力を最大限に活かした、光の中の陰影の描写が秀逸で
バーンスタインの力技や、クレンペラーの狂気とも一味違った、ユニークな描写で
あった。それにしても、アバド/BPOはCDで出来不出来がかなり激しいと私は
感じるが、次に出てくるマーラーの9番はどうだろうか?(FMライヴで聴いた
限りでは、なかなかの名演だったが…)。
http://hpcgi2.nifty.com/182494/ClassicManekineko/treebbspro(3).cgi?vew=885
「猫」でのマラ7の永岡浩一の感想。
イマイチだった3番に比べるとって、お前にとってイマイチだったんだろ?
一般論として、アバドのマラ3はイマイチだなんて決め付けてるようだ。