■バッハのカンタータを語る PART2■
レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。
0964ご冗談でしょう?名無しさん
02/05/30 21:21ID:???だが、その軽い声質の故に、マタイのアリアなどでは物足りないときもままある。
例えばゴルゴダの場面なんか、このアルトの伴奏付レチタティーヴォは音型(esからges
への下降他)からいっても、調性(それまでずっと#系、この曲を境に♭系)から見ても、
苦渋と諦念と不思議な解放感が綯い交ぜになったようなひどく複雑な性格を持っている。
それが、ロビンで聴くとあまりにもするすると抵抗なく逝ってしまう。
次のアリアや第一部の終わりのソプラノとの二重唱もそう。ヘレヴェッヘ盤のヤコピシや
ショルと比べてみるとよく分かる。もっとも、どちらも合唱付きアリアだからコレギウム・ヴォ
カーレとBCJの差もあるかもしれないが・・・。BCJが全ての子音をかっちりと発音していく
のに比べて、コレギウム・ヴォカーレは決め所の単語以外は流れを重視する。彼らは合唱
練習ではオルガンなどの伴奏楽器を使わずにアカペラで練習するらしい。ヘレがフレーズを
ひとつひとつ丁寧に歌って見せて、いわば「口うつしで」彼らに伝えていく。その結果、歌詞の
リズムと意味がくっきりと立体的に浮かび上がってくる・・・。なんか話がズレてきたのでこの辺で。
レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。