※ここには一人位、絶対音感をお持ちの方がいらっしゃるのではないかと思ってお聞きしたのですが……
返事をもらえず、残念です。
――708〜712はいわゆるネタという奴で、どなたかの創作だろうと思いますが、
面白く読ませていただきました。中々文才のある方らしいので『カンタータの復活』とか
『カンタータの逆襲』などという題名で小説にしてはどうでしょうか?
それはともかく「宗教曲コーナーってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ」という所など、全く同感ですね。
――例えば、エロ本を誰も公衆の面前で朗読したりはしないでしょう?
それは、むしろ密室に閉じこもってこっそり見るべきものだからです。
カンタータも似たようなもので、それはひとり密室にこもって、
目を泣きはらして聞くべきものではないでしょうか?
少なくとも若い頃の私は、リリンクの45番などをそうやって聞きました。
ですから、こんな所でおおっぴらに議論することすら、少しはばかられる位です。
家族だんらんもいいですが、例えば『我が心は血の海に泳ぐ』なんてのを家族だんらんで聞いていたら、
私などは『これから一家心中する気か』と心配になってしまいます。
――但し……やはり、こういう事を言ってはいけないのでしょうね。
何故なら、音楽というのは飽くまで個人の趣味の領域であって、
どんな聞き方をしようが個人の自由であり、他人があれこれ言うのは筋違いだと思うからです。
どうしても家族団欒でカンタータを聞きたいというならまた、それも良しとするしかありません。
――それに、音楽について言葉で議論することが根本的に虚しいという問題もあります。
やはり音楽はただどこまでも音楽として聞けば良いのであって、色々ごたくを並べる必要などどこにもないからです。
それでも実際にはこうして書いてる自分は馬鹿かと思いますが……人間というものは、
何かに感動するとそれを言葉で他人と共有したくなるのでしょうか?