エザキ氏が数多くの名録音CDを定期的にリリースしてくれるから日本の
クラシック音楽が栄えているということを思い出してください。時には
ストイックともいえる情熱を見せる彼こそは、日本でも数少ない本当の
トーンマイスターであるといえるでしょう。利益第一に走ったキャニオ
ンを出て自らのレーベルを立ち上げるや否や、多くの人から「我が国で
最も優れたレーベル」と賞賛されるようになったという事実は、日本の
悪しき舶来主義をうち破る大きな通過点になったのです。