>>74
サイトウキネンの「田園」
テレビ中継のあった日はフツーの(つまりおもしろくない)演奏だった。
ところが、中継のなかった最終日の演奏は、
何年に一度の素晴らしい演奏だった(少なくとも自分はそう思った)。
特に第2、5楽章がこれまで聴いたことがないほどの名演。
第2楽章の木管楽器のインタープレイ(常設のオケでは絶対聴けない)や、
最終楽章のものすごく充実した響き(この曲があんな音で鳴るとは!)は、
オケの実力もさることながら、小澤の指揮でなければ実現できなかったものと思う。
こういう体験があるから、自分は小澤が好きなのだ。
(その後発売されたCDは、まぁ予想通り実演とは大違いの薄味だった)

ちなみにこの日の1曲目のレオノーレ序曲第3番は、
発売されたCD録音そっくりの貧血ベートーヴェン。
2曲目のバーバーは1曲目よりはマシななかなかの名演。