カール・ベーム 没後20年・その2
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0257婆羅苦
NGNGヘッセンの第九聴きました。
ベームの演奏は随分聴き込んだつもりでしたが、これは意外な発見でした。
結論から言うと、これは大変な名演です。今まで聴いた他の5つ(3つのスタジオ録音と
63年の2つのライブ)とは大分趣が異なっています。
凄い表現意欲が渦巻いていて、抜き身の刃のような緊迫感が最初から最後まで持続しています。
特に第4楽章は大変劇的な演奏になっています。名前を伏せて聴かせたら、多くの人はアーベントロート
かフルベンの演奏と思うのではないでしょうか。
ベームは50年代半ばくらいまでは、時々こういう演奏をしていたようですが(51年のBPOとの
ハフナー(URANIA)、や56年の北ドイツ放送響とのグレート)、段々抑制された演奏を
するようになっていったと思われます。
多分、大戦が終わり10年くらい経って、こういう「熱い」演奏はドイツでは段々受け入れられなく
なっていったのでしょう。
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