オフ会でも大いに話題になりましたが、ミュンヘン77年のフィデリオ。
私にはどうしてもタイトル・ロールのベーレンスの出来が酷いようにしか思えないのです。

声の薄さを隠すようなヒステリックで粗い歌唱は、彼女の一番悪い面が
出たように聞こえるのですが。これが良いという方には、ぜひお会いして
どこに魅力があるのかご教示いただきたいくらいです。

オペラは一種の嗜好品ですから、好みに違いがでて当然というのはわかっていますが。

私にとっての最高の歌唱は、1969年ドレスデン、1970年DOBの二度、正規に
ベームとの記録を残しているギネス・ジョーンズです。
声質・歌唱・演技とも、役に自然に適合しているように思うのです。