アシュケナージVSポリーニ
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0290名無しの笛の踊り
NGNGクラシックファンには、意識的にか無意識にか
芸術家に対して期待する人間像というものがあって、
この人はそういう人間像からは遠い。
例えば、そういう期待をほぼ完璧に満たしているのが、
グレン・グールドとかフルトヴェングラーだったりする。
ポリーニには、この二人ほどの強烈なカリスマ性、神秘性はないが、
少なくともアシュケナージよりはこの要素に恵まれている。
しかし、演奏家が芸術家でなければならないという認識からして、
すでに錯誤かも。演奏家はむしろよい職人であればいいのでは?
つまり、大工の棟梁みたいな顔をしたピアニストがいてもいいのでは、
とアシュケナージを聴いていると思う。
なんだかんだいって自分にとってアシュケナージはありがたい存在。
気まぐれに弾くだけでなく、きちんと全集を出してくれるし。
演奏も音がきれいで解釈も常套的だから安心して音楽を楽しめる。
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