ブラボーの嵐の後で記すのは気が引けるが、古楽器奏法での演奏はどうも
しっくりこないなあ。テンポが速くてもシェルヘンの2番やライナーの
5番の方がやっぱり爽快な開放感があって好きだな。ヴァーグナー以来の
巨大な和音の連なりの中でのベト演奏の伝統とは別に、カスカスの音では
やはり雄大さに欠ける気がして、ラトルの演奏を再び聴き返したいとは
思わない。