【現代音楽特別講義 フィニスィー編 3】
でもな、そんな人間の生理を逸脱したような旋律、誰が面白がるかよ?え?こら。
ピアノ曲なんて、全音域がぎゃーぎゃーわめいとるだけにしか聞こえへん。
これでええんかい?ええわけないと作曲者自身が気づいた。

1979年に書いた「短いけれど」は第二期の萌芽とよばれとる。相変わらずソロピアノの曲やけんど、音域は中音域のみ、旋律は全て順次進行や。声部の交差が極端に増えてきおった。
同時期に非西洋音楽への関心も高く、日本を題材にした曲も多い。「gekkyuden no hyakue no tamoto....」などとベルカントで歌っとりゃ異国趣味といわれてもしゃーない。馬鹿馬鹿しさに気づいたのか最近はやっとらん。

で、その後にイギリスの作曲界に大きな痕跡を残す「フィニスィー・システム」(俺が勝手に名づけた。)を1985年に開発するが、長くなったんでまた今度な。