ターナーか?水彩画?薄いヴェールに包まれた?そうか。ワシはちゃうな。
まあ、自分の心に去来するものがあるということが大事なんや。
それと、突っ込むのはええけど、CDの解説やら、
ショーンバーグやらの本に書いてあるようなこと云々すんのやめへんか?
そんなもんここに書いても意味ないやんけ。尾形やない、ターナーや
ちゅうのはええわいや。最低限必要な知識はあるけど、一次情報やないとオモロナイ。
感想は立派な一次情報やで。
ドビュッシーで書き損ねたゆうか、長くなるから削った部分があるんや。
初めて聴いた時、不思議な響きや思た時のことな。
ワシ小学生の時、近所のピアノ科の学生の“お姉さん”にピアノ習てたんや。
(もっとも野球の方が好きやったけどな)その先生はまあ憧れの存在ちゅうか、
ほのかな小さな恋の物語ちゅうとこやろな。どや、羨ましいやろ!
そんで、ワシ「不思議な響きや」て質問したんや。ワシも真面目にやってまっせ、
ちゅうこと示さんといかんかったしな。そしたら、その先生は
「ド・ミ・ソの和音鳴らした後、ド・ミ・ソ♯、レ・ファ♯・ラ♯鳴らしてみ」言わはった。
「あっこれやこれや」思たんや。その次、「黒鍵だけ順番に弾いてみ」言われた。
謎が氷解した気分やったな。勿論、何も解決してへんで。
ただ、雰囲気はあるわな。子供やったからそれでごまかされてんけど、
これ今から思うと至言やと思う。ワシにとって、ドビュッシーちゅうのは、
音楽の深さ言うより、広さ、オモシロさを感じさせてくれた作曲家やな。