でんちゃんの最高水準音楽講座
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0825共通語訳
NGNGあなたたちは初めてドビュッシーを聴いた時、どう感じました?私は不思議な響きだと思いましたね。
(当時)小学生でしたが、「牧神」や「亜麻色の髪の乙女」を聴いて不思議で仕方がありませんでした。
当時「全音音階」「5音音階」「平行コード進行」と言われても(何のことだか)分かりませんしね。
ただ、わけは分はからないけど、何か引きつけられるのですね。私はこれが大切だと思うのです。
ドビュッシーはマラルメ、ヴェルレーヌの詩を読んで、スパッと音が湧き出たのでしょうね。
「ペレアスとメリザンド」で、メリザンドが塔の上から長い髪を垂らすシーン
がありますね。メーテルリンクの戯曲を読んだ時、ドビュッシーの頭の中では
あのシーンの音が鳴ったのではないでしょうか。それをそのまま譜面にしたのです。
自然も絵も文学も、感じたことをそのまま音で描きました。
勿論、従来の様式や規則には合いません。それで新しい手法を作ったのです。
何度か見たことがあるのですが、「海」のLPCDジャケットやポスターに葛飾北斎の
雄大な波の奥に富士山が見えてる浮世絵使ってる作品があるでしょう。
ひどくセンスがありませんね。北斎の色彩感・写実性とドビュッシーの音色って
全然イメージが違います。どちらかというと尾形光琳の紅白梅図屏風でしょう。
断っておきますが、これは私の感覚ですよ。前奏曲集第1巻の「帆」とか映像の
「水に映る影」なんか、「海」よりもっと尾形さんの絵のイメージですよ。
私は、ドビュッシーを聴くのにあまり予備知識はいらないのではないかと思います。
むしろ、何も考えずに音に浸る。後は、個々が何を感じるかです。
何も感じない方はドビュッシーに縁はないのではないでしょうか。
それでは、私は今からドビュッシーとは正反対の黄昏観に行きますね。
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