【講義14】
よっしゃ、講義始めるで。今回はリヒャルト・シュトラウスやな。
お前ら、リヒャルト・シュトラウスって聞いて何思う?
もちろん、サロメの裸踊りやな。ここで、ベームのナクソスやら
クライバーのばらの騎士とか言うヤツ、ワシ好かんな。
昨日の深夜、NHKの衛星でやってたトゥーランドット見たか?
難儀やろ。トゥーランドット姫が出てきた時、ワシ横綱の土俵入りか
思たもんな。ええか、オペラちゅうのはあくまで観るもんなんや。
「フィガロ聴きに行く」とか「アイーダ聴きに行く」って言わへんわな。
あくまで「観に行く」や。もちろん、音楽が全然アカンかったら
どうしようもないで。どこまで許容範囲かが問題やな。
ところが、サロメっちゅうのは一番のポイントになる場面どこや?
そや、「7つのヴェールの踊り」やわな。♪ズッタン ズッタン 
ズッタン ズッタン ピヒャララ〜 ピヒャララ〜
わくわくするわな。でも、ここんとこ歌あれへん。見た目の問題や。
別のスレッドで話題なってたけど、去年のアンハルトのサロメ、よかったな。
お前らん中にも、あの場面でオペラグラス覗くのためらうヤツおるのとちゃうか?
不自然やないように、かなり前からずっとオペラグラス構えてるヤツもおるやろ?
そんなんええんや。カッコつけんなや。堂々と観たらええのやで。
どや、これでちょっとはR.シュトラウスのことわかったんとちゃうか。
ほなな、今度は、今まで飛ばした作曲家について教えたるわな。