小泉純一郎です。
 一昨日、田中外務大臣の退任について決断をしました。
 政府内の問題で、国会審議の混乱を招いたことは、大変残念であり、その
責任を重く受け止めています。
 これからの外交には、NGOとの協力が大切です。外務省には、今後一層
NGOとの意志疎通を図り、互いに協力して仕事をしてもらいたい。今回の
件では、結果的に「言った、言わない。」の議論になって、国会審議にまで
迷惑をかけることになってしまいました。
 今回の措置は、日本経済が厳しい情勢にある今日、補正予算をはじめ、来
年度予算を一日も早く成立させることができるよう、全力を挙げていくため、
やむを得ないものであったと思っています。
 田中眞紀子外務大臣には、内閣発足以来、日本外交の推進に活躍していた
だき、多くの国民を惹きつけ、透明で身近な外交の実現と、外務省改革に、
真剣に取り組んできていただきました。このような形で退任していただくこ
とになったことをとても残念に思っています。
 今後、外務省改革を推進し、山積する外交の諸問題に取り組む体制を一日
も早くつくっていきます。
 今年は、改革断行の年。
 昨年以来、改革に向けた大きな方針を示し、改革を進めてきました。改革
は着実に進み始めています。官から民への動きが始まっています。雇用情勢
の厳しい中、サービス業などで新しい雇用も生まれてきています。この動き
をさらに本格的なものにしていきたいと思います。
 内外の山積する課題の解決に向けて、身を引き締めて取り組んでまいりま
す。