【講義9】
よっしゃ講義始めるで。今日はブラームスやな。ブラームスっちゅう
のは堅物そのものゆう感じやな。もしエレベーターで一緒なったら
ビビリまくるもんな。そやけどな、あのおっさん、可愛いとこあった
んやで。シューマンの嫁はんクララに惚れてたっちゅう話しは
知っとるな。丁度、知りおうた頃に作曲したんが、ピアノ三重奏曲
1番や。ええ曲やな。クララへの憧れの気持ちがほとばしり出とる。
ただ、、ブラームスはむっつりスケベやったんや。女に対して
まずは、威厳かまそうとしよった。交響曲1番の出だし、
ビビリまくるやろ。けど、2楽章のヴァイオリンソロ、
3楽章のクラリネット、フィナーレのソードーシドラ
ーソっちゅうのどうや?可愛いわな。これがブラームスが
女を口説く時の常套手段やったんや。結果は失敗やで。
最初にビビらせ過ぎや。普通引いてまうわな。不器用やろ。
ピアノ三重奏曲みたいに、いきなり甘く攻めたらよかんたんや。
せやけど、ブラームスも歳とって分かってきたんやろな。
交響曲もそやけど、ピアノ協奏曲なんか1番と2番でえ
らい違いやもんな。でも、遅かったな。
どや、これでブラームスのことちょっとは分かったんちゃうか。
ほなな。今度はベルディについて教えたるわな。