【講義6】
よっしゃ、講義始めよか。今回はベートーヴェンや。
お前ら、ベートーヴェンって聞いて何思う?
そや。汚らしいて、貧しいて、振られまくった、ちゅうこっちゃな。
ここまでは、大多数のお前らと一緒や。グワハハハ!
けど、ベーさんは諦めんかった。振られても振られても
立ち直って突き進んで行く勇気があったな。
お前らでも、「第9」のバリトンソロはシラーやのうてベーさんの作
ちゅうことくらい知っとるわな。
O Freude , nicht diese Toene !
sondern lasst uns angenehmere anstimmen und freudenvollere.
こんなん直訳したらどにもならんのやで。
「こら、おのれら、何ウジャウジャ言うとんのじゃ!
もっと景気よう、ぱーっとやったらんかい」ちゅう意味なんや。
ベーさんはな。どんなに辛うても、へこたれん根性があった。
自分を勇気づけて立ち向かわせる天才やな。
あの当時、ナポレオンに「好かん」言うたんやからな。
外務省の職員が鈴木宗男はんに「坂田利夫に似てる」言うようなもんやで。
どや、これでベートーヴェンのことちょっとは分かったんとちゃうか。
ほなな。今度はシューベルトについて教えたるわな。