ジョスカンが最高というには、もう少し議論が必要のようだな。
1)デュファイとジョスカン
2)オケゲムとジョスカン
3)同時代のラ・リュー、ブリュメール、コンペールとジョスカン
4)弟子筋に当たるゴンベールやクレメンス・ノン・パパとジョスカン
5)パレストリーナとジョスカン
6)ビクトリアとジョスカン
と言ったかたちでは?私的には整いすぎたジョスカンよりデュファイの方が
人間的な匂いが好き。歴史的にはデュファイの音楽を初期から後期にかけて
聴いていくと、初期の中世的な音響から、3度ベースの近代的な響きに開花
していくプロセスが追っていけるのが楽しい。乱暴な言い方をすれば
調性があいまいになる風潮のなかで、シェーンベルクが無調を確立した
ようにエポック・メーキングな立場にある人と思う。