□最高のミサ曲□
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0157名無しの笛の踊り
NGNGではありますが、この盤が出る前からでもカイヤールとかヴェンホーダ
の名演でこの名作はレネッサンスミサの最高峰という評価は既に有った
と思います。
ミサ曲を歴史的に見て、ルネッサンス時代以前、以後にも優れたミサ曲
が作曲されているのは確かです。ベートヴェンの「ミサ・ソレムニス」
バッハの「ロ短調ミサ」ブルックナーの3大ミサ、いろいろ有るわけですが
ミサ曲が至高の音楽形式であった時代の最高作としては「ミサ・パンジェリ
ングァ」で良いのではないでしょうか。
「ミサ・ソレムニス」は、あの交響曲を作った作曲家がミサ曲をも作った。
というイメージであり、あのプロテスタント音楽の権化バッハが「ミサ」
を作った。というイメージです。ブルックナーはもともと教会作品の作曲家
ではありますが、彼のミサ曲も、交響曲への志向が強力に出ています。
いずれも偉大な作品ではありますが、最高のミサということになれば
ミサ曲作曲に並み居る作曲家達がしのぎを削っていたルネッサンス時代
に生まれると考えるのが妥当でしょうし、同時代人の評価でも最高と
いわれたジョスカン・デ・プレその人の最終結論としての「パンジェ
リングァ」こそ神聖さ、荘厳さ、たしかな技法に支えられた霊感とも
他に冠絶していると言っても間違いないのではないでしょうか。
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